2020年初夏、定額給付金を手にした8輪オヤジは10万円以内で入手できるマウンテンバイクを探していた。1990年代はじめのマウンテンバイクブームの時にクロスカントリーレースを楽しんでいた思い出を胸にカタログを集めて愛車となるモデルを物色していた。
当時はミヤタのリッジランナー、アラヤのマディフォックスなど国産メーカーもまだまだ元気だったなぁ…
変な物好きの8輪オヤジはカワムラサイクルが展開していた北米ブランドNISHIKIのオールソップ・リミテッドエディションという変わったMTBに乗ってました。シートポストがなくてカーボン製のトップチューブが弓のようにしなって後輪へのトラクションと乗り心地の良さを追求していた変わり種でした。このマウンテンバイクについては別記事でご案内します。
そしてコストパフォーマンスのよさと近くにTREK直営店ができたのもあって、マーリン7を購入しました。
TREK MARIN 7 2020モデルのいいところ
コストパフォーマンス抜群
税込み85,000円ほどで29erのマウンテンバイクが買える。シマノの油圧ディスクがついている。ロックショックスも付いている。
フレームカラーが抜群にキレイ
エメラルドアイリスというカラーはグリーンからパープルに光の加減で色が変化するとても綺麗なカラーです。この色で選んだと言ってもいいくらい。
シマノ油圧ディスクブレーキ&アルタス前2×後9段コンポ
エントリーグレードではありますが一応油圧ディスクブレーキ、一度ガチの人たちについて行ったトレイルで一時間くらい下った時にフェードっぽい感じになったので、ハードに乗る人はアップグレードしたほうがいいですね。シマノアルタス前2×後9段のコンポは私の乗り方では充分です。2021年モデルはディオーレの1×10段、2022年MARIN8はスラムの1×12になったけど…
ROCKSHOX コイル式フロントサス
一応ロックショックスのフロントサスペンションが付いています。コイル式だけど、エアー式に乗ったことが無いからよくわからん。
一見すると上位モデルのエクスカリバーと変わらない 笑
フレームの形や大きなTREKロゴなど雰囲気出ていて、一桁万円で購入できるエントリーグレードにしてはいいと思う。
TREK MARIN 7 2020モデルの不満点
リムがチューブレスレディ対応でない
2020年モデルはリムがチューブレスレディ対応でないので、チューブレスレディ化しようとするとコストが掛かる… TREKストアでリムだけ組み換えでも、ホイール交換でも工賃、タイヤ、シール材など含めると10万円近くの見積もりに…ちなみに2021年モデルからはチューブレスレディ対応してる… 悔しい
ハブがブースト規格ではない
前輪100mmのQR、後輪130mmのQRという、古い規格のものなのでホイールの交換などを考えた時にパーツが少ない。すでにカタログ落ちしている。
結局どうなの?おすすめなの?
一年間乗った感想としてはコストパフォーマンスもよく大満足です。ただ、友人のチューブレスレディ化したMTBに乗せてもらって、自分のをチューブレスレディ化しようとした時に車体購入価格と同額の見積もりでビビってしまいました。これから購入される方は2021年以降のMARIN7か、MARIN8がおすすめです。ただ、MARIN8の金額まで行くと上位モデルのエクスカリバーまで射程距離に入ってくるので悩ましいところです。
コメント