TREK MARIN 7 の記事でちょっと触れましたが、1990年代初頭のマウンテンバイクブームの時にオールソップリミテッドエディションでクロスカントリーレースを楽しんでいました。記憶をたどりながら書いてみます。当時はクロモリフレームのMTBがおおくて、ミヤタのリッジランナーなんかがアルミフレームを売りにしていました。ミヤタやアラヤ、ブリジストンなども魅力的なマウンテンバイクをだしていました。海外メーカーも入ってきてましたが、今ほど情報も溢れている次代ではなかったので、田舎の自転車店で買えるのは国産メーカーか台湾のジャイアントくらいでした。当時はジャイアントは低品質の廉価メーカーというイメージで皆あまり積極的に購入する感じではなかったように思います。※私の個人的なイメージです。
初めてのマウンテンバイク
初めて手に入れたマウンテンバイクはパナソニックのマウンテンキャットだったかな?クロモリフレームで重たくクロスカントリーレースに参加するようになって色々と不満が出てきました。
ショップのオヤジから掘り出し物があると告げられる
所属していたMTBチームの店長から、あんたにピッタリの自転車あるで!と怪しい誘いが… ショップに見に行くとなんということでしょう~、シートポストがない変な形の自転車が置いてありました!フレームサイズも体格にぴったりで、またがってみるとなんとも言えない乗り心地の良さを感じました。なんでもオールソップというトップチューブだけがカーボンでできていて、その弓のようなしなりで乗り心地の良さと後輪へのトラクションをかけるという変わり種でした。
早速、クロスカントリーレースで楽しむ
前車のマウンテンキャットと違い軽くてトラクションもよくかかり、乗っていて非常に楽しい自転車でした。そしてなんといっても同じ自転車に出会うことがない!頑張ってクロカンレースも楽しみました。標準ではクロモリフォークでしたが車体に合わせた白いSCOTTのフロントショックを入れてダウンヒルレースにも参加していました。
時は過ぎ、家庭を持ったのもあり、MTBから遠ざかる
当時は月に一度位のペースで四国、九州、中国地方のレースに参加し、非常に充実した自転車生活を送っていましたが結婚を気にそんな贅沢な趣味は終わりを告げていました。
経年劣化でカーボン製のトップチューブが破損し破棄してしまう
住宅事情もあって、屋外で長期間放置状態にあったNISHIKIは車齢20年ほどたったころ置き場にも困り処分してしまいました。今思えば丁寧にレストアしてあげて復活させてあげれば貴重なオールドMTBとして、また楽しめたのにと大後悔しています。現在の愛車トレックマーリン7は大事にしていこうと心に誓った8輪オヤジでした。
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